シンポジウム報告 連載 文士刮目22回 ロシアのウクライナ侵攻1年に思う【マスクと反撃能力、原発いつまでも】 伊神権太 (アイキャッチ画像 今、文学者として何ができるか。熱心に話し合う登壇者たち。著者撮影) 2023.02.26 NEWS (マスクを)外す。外さない。卒業式ぐらいは素顔で。外すかどうか、は自己判断で。 新型コロナウイルスの感染拡大第8波が収束に向かいつつある中、春の卒業、入学、就職シーズンに入り、誰もがマスクをどうするかで、心を痛めている。だれがこんな時代にしてしまったのか。そんなことを頭に私はさる2月23日、天瀬
連載 故郷福島の復興に想う第4回 干拓は必要だったか 谷本 多美子(アイキャッチ画像 2021年4月の井戸川 高橋隼人氏撮影) 2023.02.23 連載 生まれ育った故郷南相馬市に帰る家はもうないのだが、祖父の代からの土地がまだあちこちに残っている。先祖たちが苦労して手に入れ耕してきた土地が、今では荒れ放題で、あること、が負担になっている。原発事故により、その負担はさらに大きなものとなった。いつかは相続もされないまま放置されることになるのだろうが、
加賀乙彦さんを悼む 深澤 忠利 2023.02.16 故人を偲ぶ 心より哀悼の意を表します。 会にご縁ができてはや十年になります。先生の著作の帰らざる夏~他の作品も何度か手に取らさせて頂きました。脹大で重厚なテーマ名作に少しでも触れました ことは幸運でした。作品から先生の偉大な存在感が私を圧倒させて近寄りがたい存在となってしまいました。只ひとつ、先生と忘れられ
山本源一さんを偲ぶ 深澤 忠利 2023.02.16 故人を偲ぶ 山本源一幹事様には、入会時右も左も分からぬ私を懇切丁寧に会合に講演会のご案内を頂きお誘いも頂きました。掲載には至りませんでしたが東日本大災害のレポートも多くの指摘指導を受けました。私に出来ることは何か、丁度、読売新聞社全国的大会に研究会会員の皆様から提出された約七十数句を江東区教育会館大ホールで
連載 原発の蔭と影 第4回 東北電力と電気料金値上げの周辺 天瀬 裕康 2023.02.16 未分類 昨年(2022年)の後半には、大きな問題が起こっております。8月に岸田文雄首相が原発活用の検討を指示し、11月には政府が7年ぶりに冬の節電要請を決定しました。 電力の供給余力を示す予備率は、新聞に発表された数字で見ますと、2023年1月は東北と東京が最低で4.1%、中部・北陸・関西・中国・四国・