連載 故郷福島の復興に想う 第20回――営農 谷本 多美子(アイキャッチ画像 原発事故により原町区に移転した双葉町玉野家の墓地) 2025.03.27 谷本多美子「故郷福島の復興に想う」 昨年末(2024年)故郷南相馬市の同じ集落の一人の男性Hさんから電話があった。筆者が若い時分に故郷を後にしてから、婚姻によってH家の家族となった方なので面識はなかった。話の内容は、東日本大震災、続く東京電力福島第一原発の爆発事故以来、放置されていた農地の一部を耕作し、近い将来水稲を栽培することに
隔月連載 げんぱつあくぎょうはなし 第15回 西尾 漠 (アイキャッチ画像撮影=片岡遼平) 2025.03.20 西尾獏「げんぱつあくぎょうはなし」 α:第7次エネルギー基本計画が2月18日に閣議決定されたね。β:このあいだ話した通りの中身で、何も変わってない。意見募集では4万件を超える実に多様な意見が寄せられたけど、資源エネルギー庁は「パブリックコメントの結果について」で「パブリックコメントの結果を踏まえても、2024年末審議会でお示しした政
連載 原発の蔭と影 第29回 中国電力と違法行為 天瀬 裕康 2025.03.20 天瀬裕康「原発の影と陰」 電気は私達の生活になくてはならない大切なものです。それがトラブル隠しなどの法律に引っ掛かりそうなことをしてくれるのは悲しく残念なことですが、ロシアのウクライナ軍事侵攻(2022年2月24日)とともに起こった燃料の高騰は、大手電力の経営を圧迫し、中国電力(株)(以下、中電と略す)などが値上げの申請
連載文士刮目第46回 拝啓ドナルド・トランプさま 平和な世界実現を 伊神権太(写真「鉱物資源合意見送り」を報じた3月1日付の夕刊) 2025.03.06 伊神権太「文士刮目」 私は日本在住の一匹文士(いっぴきぶんし)、伊神権太と申します。今回は私とは同世代、いや少し若い貴兄、すなわち第47代米大統領のドナルド・ジョン・トランプさん(1946年6月14日生まれ)、あなたに同世代の一人として常日ごろ感じているところを友好国日本国民の一人として心からの手紙として書かせて頂き