連載 故郷福島の復興に想う第4回 干拓は必要だったか 谷本 多美子(アイキャッチ画像 2021年4月の井戸川 高橋隼人氏撮影) 2023.02.23 連載 生まれ育った故郷南相馬市に帰る家はもうないのだが、祖父の代からの土地がまだあちこちに残っている。先祖たちが苦労して手に入れ耕してきた土地が、今では荒れ放題で、あること、が負担になっている。原発事故により、その負担はさらに大きなものとなった。いつかは相続もされないまま放置されることになるのだろうが、
連載 故郷福島の復興に想う第3回 原発に一番近い教会 谷本 多美子(アイキャッチ画像 福島第一聖書バプテスト教会 佐藤将司氏撮影) 2023.01.26 谷本多美子「故郷福島の復興に想う」 2023年の幕が開いた。新年を迎えるたびに、原発事故から今年の3月でまもなく○○年、と数える癖がついた。今年の3月11日で丸12年になる。年数は経つが記憶は薄れることがない。福島第一核発電所の爆発事故が起きて10か月後の2012年の元旦を、筆者はアフリカのルワンダで迎えた。避難先で危篤状態にあっ
連載 故郷福島の復興に想う第2回 大熊町の核発電所 谷本 多美子(アイキャッチ画像 核発電所近辺 佐藤将司氏撮影) 2022.12.22 連載 佐藤将司氏撮影 福島第一核発電所に隣接する双葉町にある母校福島県立双葉高校の校訓は、質実剛健、終始一貫、だった。元は男子校としてスタートしたので、ふさわしい四字熟語だったのだろう。敗戦後新しい学制になってから、少しずつ女子の入学も認められるようになり、筆者も何期目かに入学することになったのだ
連載 故郷福島の復興に想う第1回 双葉町役場新庁舎再スタート 谷本 多美子 2022.11.24 連載 2022年8月30日、双葉町の一部が特定復興再生拠点として、避難解除された。続いて9月5日、双葉町役場が新庁舎で11年半ぶりに再スタートした。5階建ての立派な元の役場は帰還困難区域の中に残り、20~30メートル南側には放射性廃棄物の中間貯蔵施設もできている。新庁舎と旧役場との距離は2、3㎞くらい