連載 故郷福島の復興に想う第5回 請戸小学校物語 谷本 多美子 2023.03.23 連載 2023年2月20日の朝日新聞朝刊に「またこの場所で」と題して東日本大震災、原発事故で大きな被害を受けた浪江町請戸の苔野(くさの)神社で開かれた、豊漁と豊作を祈る安波祭(あんばまつり)りの記事が載っていた。請戸地区の多くは災害危険区域に指定され人が住めなくなっているが、2月19日はゆかりの人々が
連載 原発の蔭と影 第5回 再び青森県の核状況 天瀬 裕康 2023.03.16 連載 つい最近の2月18日、北朝鮮はピョンヤン近郊から大陸間弾道ミサイル級のミサイルをロフテッド軌道(通常より高い角度で打ち上げるもの)で発射し、北海道渡島大島の西方約200キロのEEZ (排他的経済水域)に落下。20日には2回、短距離弾道ミサイルを発射し、朝鮮中央通信は戦術核攻撃手段だとし
隔月連載 げんぱつあくぎょうはなし 第3回 西尾 漠 (アイキャッチ画像撮影=片岡遼平) 2023.03.16 連載 α:原発の寿命を延ばす法案が2月最後の日に国会に出されてしまった。残念ながら与党多数で成立はしてしまうんだろうけれど、しっかり議論してほしいね。β:「GX脱炭素電源法案」というのが通称で、電気事業法、原子力基本法、原子炉等規制法、再処理法、再エネ特措法という5つの法律の改正(改悪)を一つにした「束
連載 文士刮目22回 シンポジウム報告 ロシアのウクライナ侵攻1年に思う【マスクと反撃能力、原発いつまでも】 伊神権太 (アイキャッチ画像 今、文学者として何ができるか。熱心に話し合う登壇者たち。著者撮影) 2023.03.02 連載 (マスクを)外す。外さない。卒業式ぐらいは素顔で。外すかどうか、は自己判断で。 新型コロナウイルスの感染拡大第8波が収束に向かいつつある中、春の卒業、入学、就職シーズンに入り、誰もがマスクをどうするかで、心を痛めている。だれがこんな時代にしてしまったのか。そんなことを頭に私はさる2月23日、天瀬
シンポジウム報告 連載 文士刮目22回 ロシアのウクライナ侵攻1年に思う【マスクと反撃能力、原発いつまでも】 伊神権太 (アイキャッチ画像 今、文学者として何ができるか。熱心に話し合う登壇者たち。著者撮影) 2023.02.26 NEWS (マスクを)外す。外さない。卒業式ぐらいは素顔で。外すかどうか、は自己判断で。 新型コロナウイルスの感染拡大第8波が収束に向かいつつある中、春の卒業、入学、就職シーズンに入り、誰もがマスクをどうするかで、心を痛めている。だれがこんな時代にしてしまったのか。そんなことを頭に私はさる2月23日、天瀬
連載 故郷福島の復興に想う第4回 干拓は必要だったか 谷本 多美子(アイキャッチ画像 2021年4月の井戸川 高橋隼人氏撮影) 2023.02.23 連載 生まれ育った故郷南相馬市に帰る家はもうないのだが、祖父の代からの土地がまだあちこちに残っている。先祖たちが苦労して手に入れ耕してきた土地が、今では荒れ放題で、あること、が負担になっている。原発事故により、その負担はさらに大きなものとなった。いつかは相続もされないまま放置されることになるのだろうが、
連載 原発の蔭と影 第4回 東北電力と電気料金値上げの周辺 天瀬 裕康 2023.02.16 未分類 昨年(2022年)の後半には、大きな問題が起こっております。8月に岸田文雄首相が原発活用の検討を指示し、11月には政府が7年ぶりに冬の節電要請を決定しました。 電力の供給余力を示す予備率は、新聞に発表された数字で見ますと、2023年1月は東北と東京が最低で4.1%、中部・北陸・関西・中国・四国・