連載 原発の蔭と影 第27回 中間貯蔵施設浮上 天瀬 裕康 2025.01.16 未分類 いささか出遅れの挨拶ですが、皆さん、あけましておめでとうございます。今年の政局は目を離すことのできないほど切迫したものがありますし、原発関係は好ましくない方向へ変わりそうですが、中国電力(中電)の上関町での動きを追ってみましょう。上関原発は、賛成派・反対派のいずれも決定的な勝利を得ぬまま推移して
隔月連載 げんぱつあくぎょうはなし 第14回 西尾 漠 (アイキャッチ画像撮影=片岡遼平) 2025.01.16 連載 α:2024年も押し詰まった12月27日、エネルギー基本計画の案が公表された。β:第7次エネルギー基本計画、GX2040ビジョン、地球温暖化対策計画の各案そろってね。いずれも突っ込みどころ満載だ。まずはエネルギー基本計画案について見るとしようか。 第6次計画に記された「再エネ最優先の原則」も「可能
連載文士刮目第44回 令和AI(人工知能)に聞く「新しい年 世界はどうなる」(写真 万感の平和賞を報じた各紙) 2025.01.02 未分類 2024年は元日の能登半島地震をはじめとした不幸が多発した年でした。それだけに、新しい年、2025年の巳年は何よりも平穏で幸せな年になってほしく思います。そこで今回は最近、存在感が増しつつある人工知能・生成AIさんの助けも借り、新年を予測してみました。そしたらAIさん曰く。「ことしは新たな価値観
連載 原発の蔭と影 第26回 上関町の今後 天瀬 裕康 2024.12.19 連載 2011(平成23)年2月21日、中電は中断していた埋め立て工事を1年3ヵ月ぶりに再開しました。田ノ浦に数百人規模の作業員・警備員を動員して、深夜の強行作業を行い、反対派住民との激しい攻防を始めたのです。 同月23日には、田ノ浦で抗議活動をしていた住民2名が作業員の下敷きになって負傷する、という
連載文士刮目第43回 能登半島地震と豪雨水害の復興応援歌【能登の明かり】がCDに 伊神権太(写真「被災地に勇気を」と報道された中日新聞能登版) 2024.12.05 連載 凶悪な闇バイト事件の続発に始まり、衆議院選での与党の過半数割れに伴う自民一強時代の終結、米大統領選でのトランプ氏のトリプルレッド(米国で大統領職と上下両院の多数派を共和党が占める状態。共和党のシンボルカラーが赤であることから〝トリプルレッド〟と呼ぶ)による圧勝、ペルーでのアジア太平洋経済協力会議
隔月連載 げんぱつあくぎょうはなし 第13回 西尾 漠 (アイキャッチ画像撮影=片岡遼平) 2024.11.15 西尾獏「げんぱつあくぎょうはなし」 α:六ヶ所再処理工場の竣工がまた延びたね。27回目の延期だって。β:2024年度上期のできるだけ早期とされていたのが、26年中にと見直された。γ:また延びた、と呆れるだけでは済まない。関西電力が昨23年10月10日に福井県・同県議会に説明した、溜まり続ける使用済み燃料の県外搬出ロードマップでは、2
連載 原発の蔭と影 第25回 祝島の抵抗 天瀬 裕康 2024.11.14 未分類 上関原発建設計画に反対する祝島住民ら約50人は、5月10日に、全国から集めた「原発建設計画中止!」を求める238,875人分の署名を、経済産業省に追加提出しました。この署名は前年10月の612613筆に続き2回目で、合わせて851488筆となりました。経済産業省原子力安全保安院は5月31日、上関