書評 黒田杏子さんの一周忌に想う~『黒田杏子の世界』刊行委員会編『花巡る 黒田杏子の世界』 野武 由佳璃 2024.06.07 書評 『花巡る 黒田杏子の世界』『黒田杏子の世界』刊行委員会編2024年3月13日発行藤原書店3,300円+税夏蜂の般若波羅蜜多花抱(かか)う 由佳璃鮎焼きて俳句塩振るや、かな、けり 2022年3月13日飯田蛇笏,龍太の講演を終えた後、黒田杏子さんが脳内出血による意識不明の
黒田杏子さんのこと① 森川 雅美 2023.08.04 故人を偲ぶ 3月18日突然の訃報が新聞に掲載される。俳人黒田杏子さん急逝の記事。私は2年ほど前に黒田さんを俳句の師と定めていたため、突然の死は大変ショックだった。11日に山梨県で「飯田龍太」に関する講演をし、翌日甲府市内で倒れ入院し、13日には帰らぬ人となった。 俳句結社「藍生」を主宰し、現在最も活躍してい