第12回文学サロン『なぜ日本は原発を止められないのか?』を開催いたします。 2024.09.11 イベント 「第3回脱原文学大賞」を記念し、受賞の一人である青木美希さんを講師とし、以下の内容で「文学サロン」を開催します。第12回文学サロン 『なぜ日本は原発を止められないのか?』★講師 青木美希(ジャーナリスト)*第3回脱原発社会をめざす文学者の会大賞・ノンフィクション部門受賞★日
報告「書く現場を語る」~上山明博文芸サロン「『牧野富太郎』を語る」 森川雅美 2024.03.28 会員の原稿 来年のことをいうと鬼が笑うというが、昨年のことはどうなのだろう。 半年以上前、昨年の9月4日(月)18時から、第11回〝文学サロン〟「『牧野富太郎』を語る」が、当会会員のサイエンスノンフィクション作家上山明博さんを講師に開催された。上山さんは、同年3月に『牧野富太郎: 花と恋して九〇年』を青土社
報告 2023年を振り返る~だいぶ前ですが4月28日に「偲ぶ会」がありました 森川 雅美 2023.12.14 イベント 今年「脱原発者社会をめざす文学者の会」は4人の会員を失った。 会の主柱として会長を勤めていた、現在日本の最も重要な作家の一人だった加賀乙彦さん。会の実務全般を支えてくれた編集者の山本源一さん。会を陰ながら支えてくれた、現在の俳句の中心の一人でもあった黒田杏子さん。さらには、地味ながら愛知県で戦争
講演とシンポジウム「ウクライナの核危機――林京子を読む」報告 文学者たちの眼差し 村上 政彦 2023.10.19 イベント その眼差しは、常人の眼差しと、どう違うのだろうか? 2月23日に神奈川近代文学館で催された講演とシンポジウム「ウクライナの核危機――林京子を読む」を振り返ってみたい。 当日、横浜は青空が広がっていて、海も穏やかに凪いでいた。神奈川近代文学館は港の見える丘公園の中にある、静かな佇まいの施設だった
第11回〝文学サロン〟 『牧野富太郎』を語る 上山 明博(ノンフィクション作家) 2023.08.18 イベント 今年のNHK連続小説「らんまん」の主人公のモデルとなった牧野富太郎。ドラマ化発表以前の2021年より取材を開始した著者は、牧野博士に関する膨大な資料を渉猟し精査する一方、生まれ故郷の高知・佐川から終の棲家となった東京・練馬の居宅跡まで、関係各所を訪ねた。そうした2年におよぶ丹念な取材調査を通して
「ウクライナの核危機 林京子を読む」に参加して 大嶋 岳夫 2023.06.15 イベント 歴史時代作家協会の集いで出会った森川雅美さんに、シンポジウム「いま文学者として何ができるか」に参加しないかと誘われた。 先達林京子氏といえば、文学賞を総なめするほど受賞していられるが、「ギヤマンビードロ」でだった、国からは受けないと賞を辞退された。実に骨のある方だ。シンポジウムにだから参加しよう
シンポジウム報告 連載 文士刮目22回 ロシアのウクライナ侵攻1年に思う【マスクと反撃能力、原発いつまでも】 伊神権太 (アイキャッチ画像 今、文学者として何ができるか。熱心に話し合う登壇者たち。著者撮影) 2023.02.26 イベント (マスクを)外す。外さない。卒業式ぐらいは素顔で。外すかどうか、は自己判断で。 新型コロナウイルスの感染拡大第8波が収束に向かいつつある中、春の卒業、入学、就職シーズンに入り、誰もがマスクをどうするかで、心を痛めている。だれがこんな時代にしてしまったのか。そんなことを頭に私はさる2月23日、天瀬