脱原発社会をめざす文学者の会編『原発よ、安らかに眠り給え』出版のご案内 2024.11.16 NEWS ご購入希望者はこのメールの返信か、下記まで冊数、住所をお知らせください。masami-m@muf.biglobe.ne.jp追って詳細をお知らせいたします。日本に徘徊しているのは、まだ“明るい未来の原子力”を夢見ているゾンビのたちの群れであり、彼らには棺を掩って優しく囁いてやらなければなら
書評 文学という水先案内人~村上政彦著「ぶら〜り 文学の旅」 広谷 鏡子 2024.02.29 会員の著書 『ぶら~り文学の旅 』村上政彦著2023年1月31日発行鳳書院1,500円+税 コロナ禍は多くの不自由を世界中の人たちに強いたが、その一つは“旅”であったろう。表面上はコロナが明けたかに見えるこの一年ほどの間、旅を封印されたストレスが猛烈な勢いで、各地で発散されているのをみればわか
書評 アジアに生きる〜村上政彦著『結交姉妹』 上山 明博 2023.10.26 会員の著書 『結交姉妹』村上政彦著2022年8月30日発行鳥影社1,600円+税 文字を用いることを許されなかった女性たちがいたことを、浅学をさらすようだが私はこの本を読んではじめて知った。 中国湖南省江永県の一部の地域に、女性が文字を用いることを良しとしない特異な風習があった。そのため、そ
談話 民衆の敵 脱原発文学者の会幹事会 2023.01.27 NEWS ヘンリック・イプセンの戯曲に『民衆の敵』がある。温治場として潤っていた村の医師トマスは、温泉が毒物で汚染されていると気づいて公表しようとするものの、「村の利益」のためと、兄の村長に阻まれる。トマスは新聞に論文を発表する手筈を整え、反撃に出ようとするが、温治場の関係者は、村長から、温泉の改良に大金