文士刮目の連載56回目 永遠なり 「脱原発社会をめざす文学者の会」 伊神 権太(フロント写真 「上野動物園のパンダ返還を報じた新聞紙面」)

 何はともあれ、みなさま。あけましておめでとうございます。このお星さま、地球に住む全ての人々にとって、明るく幸せな年になるとよいですね。今年はうま。飛躍。前進。活力の年だけに、心機一転いろいろなものが生まれ変わる良い年にしたいものです。昨年は米国トランプ大統領によるトランプ関税に始まり、各地で相次いだ熊出没、全国各地での山林火災も含めた大火災の続発、女性初の高市早苗総理の誕生、同総理の就任間もない台湾有事が日本の「存立危機事態になりうる」発言と中国側の反発、瀬戸内海沿岸カキ産地でのカキの大量死、上野動物園にいる双子のジャイアントパンダ、シャオシャオとレイレイの1月26日~31日の間の中国への返還、東電柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市)の再稼働を巡る地元同意手続きの完了……といやはや、アレヤコレヤとありました。

 そこで。これらビッグで深刻な話しとは別に、2025年(令和7年)に私が個人的に体験した数々の出来事のうち、いくつかを胸に刻み、あらたな年の船出の一歩になれば、と思います。同時に読者の皆さまにとってもそれぞれ幸せな年になれば、と願うものです。
 さて。昨年、わたくしの身の周りであったことといえば、です。いくつかありますが、そのうちのごくごく一部を振り返ってみましょう。以下、主なものを列挙してみました。
 ▽かつて空港担当記者時代を過ごした小牧での友人との再会(1月)▽愛知県一宮市民文化会館で舟木一夫さんのコンサート鑑賞(2月。舟木さんの「高校三年生」は私の高校3年生の時に大ヒット。母校の滝高校で映画ロケがあった)▽大学時代の柔道部仲間との再会(3月)▽新聞社の社友会総会への出席(4月)石川県輪島市道下の仮設住宅街ステージでの【能登半島地震と豪雨水害への復興応援支援コンサート「能登の明かり」】の実現(6月)小学校の同級生ふたりとの60数年ぶりの奇跡的再会(9月)一宮市内での高校時代のクラス会・ピースボートの友人との名古屋城見学(10月)社交ダンスの検定試験クイック・ステップに合格(11月)多治見市文芸祭の小説部門の審査(11、12月)など。ほかにもいろいろありました。

仮設ステージでは地元バンドも出演。復興応援歌【能登の明かり】をみんなで歌った=輪島市道下の仮説住宅街で)

 そして。何より大切なことはといえば、です。私自身が「脱原発社会をめざす文学者の会」に自ら進んで入会し、早や10数年の月日が経過した、ということです。ふり返れば、脱原文学者の会は、今は亡き作家加賀乙彦さんを中心に同じく故人の山本源一さん(初代事務局長)作家の村上政彦さん(現事務局長)森詠さん、文芸評論家の川村湊さんら熱心な有志が中心となり「この国を守ろう」との純真な気持ちから誕生。これまで地道な多くの活動を続け、現在に至っています。そして故長嶋茂雄巨人監督の言葉「我が読売巨人軍は永久に不滅です」の言葉に負けず劣らず【我が脱原文学者の会は永久に不滅です】といってもよいかと思っています。
 というわけで、この文学者の会活動が、さらに大きく羽ばたき、平和で明るく幸せな日本が誕生すれば、と願っています。みなさん。よいお年を。(2026/1/2)

能登半島地震と豪雨水害の支援コンサートを見守る被災者。

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