連載文士刮目第41回【刷新とは。これいかに「日本が生まれ変わる時」】 伊神権太(写真 「自民総裁に石破氏」を報じた新聞) 2024.10.03 未分類 9月23日の立件民主党代表選に続き、27日には自民党総裁選も終わり、世の中は【刷新】といった言葉が声高に叫ばれています。では、刷新って。どういうことを言うのでしょう。 立憲民主党臨時党大会で新代表に選ばれた野田佳彦さん(67)が第一声で「代表選が終わった今はノーサイドでみんなの力と心を合わせ打倒
隔月連載 げんぱつあくぎょうはなし 第12回 西尾 漠 (アイキャッチ画像撮影=片岡遼平) 2024.09.19 連載 α:敦賀原発2号機が、とうとう新規制基準に不適合として再稼働できなくなった。β:8月2日の原子力規制委員会が、7月26日の審査会合で不適合の結論となった報告を受け、審査書案の作成を原子力規制庁に指示。8月28日に審査書案を了承した。30日間の意見募集の後、10月にも原子炉設置変更申請を初の不許可と
連載 原発の蔭と影 第23回 祝島の人の動き 天瀬 裕康 2024.09.19 連載 前回は上関における原発推進とそれに対する反対運動の始まりに関し、1983~86年につき述べ、反対運動の主体になる祝島の自然の概略も描きましたが、それでは今回は主として平成時代になってからの、祝島の原発反対運動の軌跡を眺めてみましょう。 それは一口に言うと、苦しい互角の戦いでした。1989
連載文士刮目第40回 【どこへ行く ニッポン政治】 伊神 権太(写真 宮崎で震度6弱 M7・1の地震発生直後に出された南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」の概略図=NHKテレビのニュース画面から) 2024.09.05 連載 先日8月8日午後4時43分ごろ、日向灘を震源とする宮崎県南部で最大震度6弱の地震が発生。気象庁は午後7時15分に南海トラフ地震が発生する可能性が平常時より高まっている-として初の南海トラフ地震臨時情報【巨大地震注意】を出しました。幸い、この【巨大地震注意】は、8月15日午後5時には解除されました
連載 原発の蔭と影第22回 上関原発と反対運動 天瀬 裕康 2024.08.16 連載 前回ちょっと触れたところですが、上関町の町議会で初めて原発の話が出たのは1982年6月のことです。このあと、10月には中電側が「上関が有力」と発言し、さっそく11月には祝島の反原発運動組織「愛郷一心会」が組織されます。推進派は少しもたついていましたが、12月には「上関町の発展を考える会」が正式に
連載文士刮目 第39回 【自由と平等、真の平和とは】 伊神権太(写真 暗殺未遂現場で銃弾をものともせず、こぶしをあげるトランプ氏を報じた新聞) 2024.08.01 連載 日本中の視線を集めた東京都知事選。56人が立候補し、いかがわしいポスターの掲示など多くの問題点を残した首長選で小池百合子さん(72)が再選されました。そして。一方のアメリカ大統領選といえば、です。ドナルド・トランプ前大統領(78)が右耳に銃弾を浴びながらも奇跡的に助かり、それでもこぶしを振り上げ
隔月連載 げんぱつあくぎょうはなし 第11回 西尾 漠 (アイキャッチ画像撮影=片岡遼平) 2024.07.18 連載 α:科学技術政策方針を示す「統合イノベーション戦略2024」が閣議決定されたね。核融合発電は30年代実証達成をめざすと。β:AIに次ぐ重要技術だそうだ。ただし、まだ「新たな産業の芽となる技術」で、実用化段階には程遠い。そこで「世界に先駆けた 2030 年代の発電実証の達成に向けて、必要な国の取組を
連載 原発の蔭と影第21回 上関原発への初動 天瀬 裕康 2024.07.18 天瀬裕康「原発の影と陰」 前回は1989年2月に、島根原発2号機が営業運転を始めたところまでお話しました。これは日本で36番目、平成時代になってから営業運転を始めた最初の原発だったのです。1・2号機を合わせた出力は128万kWになり、発電電力量における原子力発電比率は、約20%になったのですが、中国電力はまだ欲を出して、