連載 原発の蔭と影第18回 中国電力出発 天瀬 裕康 2024.04.18 連載 また余談が入ってすみません。東京電力は柏崎刈羽原発7号機(新潟県)の再稼働に向けて準備を進めていますが、「4月15日から核燃料の装填を始める」と、原子力規制委員会に申請したそうです。福島第一原発の事故以後に再稼働した全国の原発はみな、地元の同意を得てから燃料を装填していますし、年内の再稼働を目指
連載文士刮目第45回 混沌からの旅立ち 何はともあれ〝楽しい日本〟に 伊神権太 (写真 WHO(世界保健機関)からの脱退表明など就任早々から大統領令に次々と署名するトランプ米大統領=NHK総合テレビから) 2025.02.06 連載 2025年も1カ月が過ぎました。 この間、現職では初の内乱首謀の疑いによる韓国・尹錫悦(ユンソンニョル)大統領の拘束=韓国の検察は1月25日に拘束の延長を申請。その後、内乱を首謀した罪で起訴=に始まり、新春早々からの山林火災に端を発し限りなき被害をもたらした米国ロサンゼルスの大火災、米バイデン大
マチュピチュの村長になった男~野内与吉 野武 由佳璃 2025.01.30 会員の原稿 蜂鳥の移り気揺れしハンモック頬寄せる水色の窓春哀し 由佳璃 指先に星が降ってくるような天空の都市がある。世界遺産となったペルー、マチュピチュ。その都市のために生涯を捧げた日本人がいる。 初のマチュピチュ村長になった野内与吉(のうちよきち)である。 福島県安達郡玉井(現大玉)村出身。2
連載 原発の蔭と影 第27回 中間貯蔵施設浮上 天瀬 裕康 2025.01.16 未分類 いささか出遅れの挨拶ですが、皆さん、あけましておめでとうございます。今年の政局は目を離すことのできないほど切迫したものがありますし、原発関係は好ましくない方向へ変わりそうですが、中国電力(中電)の上関町での動きを追ってみましょう。上関原発は、賛成派・反対派のいずれも決定的な勝利を得ぬまま推移して
隔月連載 げんぱつあくぎょうはなし 第14回 西尾 漠 (アイキャッチ画像撮影=片岡遼平) 2025.01.16 連載 α:2024年も押し詰まった12月27日、エネルギー基本計画の案が公表された。β:第7次エネルギー基本計画、GX2040ビジョン、地球温暖化対策計画の各案そろってね。いずれも突っ込みどころ満載だ。まずはエネルギー基本計画案について見るとしようか。 第6次計画に記された「再エネ最優先の原則」も「可能
連載文士刮目第44回 令和AI(人工知能)に聞く「新しい年 世界はどうなる」(写真 万感の平和賞を報じた各紙) 2025.01.02 未分類 2024年は元日の能登半島地震をはじめとした不幸が多発した年でした。それだけに、新しい年、2025年の巳年は何よりも平穏で幸せな年になってほしく思います。そこで今回は最近、存在感が増しつつある人工知能・生成AIさんの助けも借り、新年を予測してみました。そしたらAIさん曰く。「ことしは新たな価値観
連載 原発の蔭と影 第26回 上関町の今後 天瀬 裕康 2024.12.19 連載 2011(平成23)年2月21日、中電は中断していた埋め立て工事を1年3ヵ月ぶりに再開しました。田ノ浦に数百人規模の作業員・警備員を動員して、深夜の強行作業を行い、反対派住民との激しい攻防を始めたのです。 同月23日には、田ノ浦で抗議活動をしていた住民2名が作業員の下敷きになって負傷する、という
連載文士刮目第43回 能登半島地震と豪雨水害の復興応援歌【能登の明かり】がCDに 伊神権太(写真「被災地に勇気を」と報道された中日新聞能登版) 2024.12.05 連載 凶悪な闇バイト事件の続発に始まり、衆議院選での与党の過半数割れに伴う自民一強時代の終結、米大統領選でのトランプ氏のトリプルレッド(米国で大統領職と上下両院の多数派を共和党が占める状態。共和党のシンボルカラーが赤であることから〝トリプルレッド〟と呼ぶ)による圧勝、ペルーでのアジア太平洋経済協力会議
脱原発社会をめざす文学者の会編『原発よ、安らかに眠り給え』出版のご案内 2024.11.16 NEWS ご購入希望者はこのメールの返信か、下記まで冊数、住所をお知らせください。masami-m@muf.biglobe.ne.jp追って詳細をお知らせいたします。日本に徘徊しているのは、まだ“明るい未来の原子力”を夢見ているゾンビのたちの群れであり、彼らには棺を掩って優しく囁いてやらなければなら