第15回 安倍晋三元首相の銃撃死に思う。【罪を憎んで人を憎まず】 2022.08.01 連載 安倍晋三元首相の参議院選挙の街頭演説中に起きた銃撃死に始まり、東電福島原発事故の株主代表訴訟での勝俣恒久元会長ら東電元役員4人への13兆3210億円の賠償命令、新型コロナウイルス第7波到来に伴う爆発的拡大など。7月もいろんなことが起き、そのつど胸が押しつぶされる思いをしたのは誰も同じでしょう。人
詩 プーチン殿とご一統へ 天瀬 裕康 2022.07.01 会員の原稿 プーチン殿とご一統へ 天瀬裕康ロシア軍がウクライナに突如として攻め込んだのは たしか二〇二二年北京冬季オリンピック直後で パラリンピックの直前突然だったので驚きましたが 貴殿たちは言うかもしれませんチェチェン紛争以来 ジョージアやクリミアの先
第14回 多彩な表情を見せる水の惑星。「命がある証しだ」 2022.07.01 連載 コロナ禍にロシアのウクライナへの軍事侵攻。円安。石油、野菜など諸物価高騰。食糧不足。そこへきて、このところの酷暑続き。何もかもが厳しい時代に今は人々の心を突く言葉や音楽が見直されています。言葉で思い出すのが戦後まもなく飛び出した【貧乏人は麦を食え】発言です。「所得の少ない人は麦を多く食う、多い人
第 2 回 脱 原 文 学 大 賞 2022.06.12 NEWS 2011年の震災から10年を区切りに、われら「脱原発社会をめざす文学者の会」は、昨2021年新たに文学賞を設けることにしました。10年間には真摯に災害と向き合った文学作品が数多存在し、その結果、フィクションとノンフィクションの部門で各3作品に対して顕彰しました。 今回はこの1年間(202
第13回 沖縄流れてどこどこ行くの 平和のシンボル・夢の島に 2022.06.12 連載 沖縄の本土への復帰から5月15日で半世紀が流れ復帰五十年に合わせるように新聞各紙やテレビ、ラジオなどはどこも特集を組み、沖縄への思いを新たにしました。でも、なぜか。各マスコミの論調は【平和の島 なお遠く】【命どぅ宝(命こそ宝)戦場にするな 東京でデモ】【沖縄の平和 目標遠く 復帰50周年式典 知
赤い森と群青の海 谷本 多美子 2022.06.02 谷本多美子 五月のゴールデンウィークに三年ぶりに故郷南相馬市に帰った。コロナ禍の中ではあったが、今年は蔓延防止法が出されていなかったので、思い切って出かけて行った。 今回の目的は、故郷に残っている親から相続した山林や畑を息子に伝えておく必要を感じたのと、三年間で故郷南相馬市がどのよ
第12回 人間の尊厳こそが平和の礎(いしじ) 2022.06.02 連載 何の罪もない人に対する虐殺に暴行、略奪、病院や芸術劇場に対する空爆など、2月24日に始まったロシアの無差別攻撃と言っていいウクライナへの一方的な軍事侵攻を思うにつけ、私は何より大切な【人間の尊厳】はどこにいってしまったのか、と。このことに胸を痛めています。デ、その元凶・ロシア大統領プーチン氏に向