連載 原発の蔭と影第16回 電車の発展と発電所 天瀬 裕康 2024.02.15 連載 能登半島地震に際し、やはり志賀原発は問題がいろいろ出てきつつありますが、他日、改めて検討することにして、広島地方の電気・電力事情を調べさせて頂きましょう。 文明開化の明治時代に、明るさと便利さの点でガス灯に勝った電気ですが、乗り物の動力としても実力を発揮するようになります。エレベーターや
映画評 津波裁判 を闘った人達”生きる” 野武 由佳璃 2024.02.01 会員の原稿 ドキュメンタリー"生きる"が東工大の学生達の協力により昨年上映された。 これは宮城県石巻市で起きた津波の記録である。 2011年3月11日に起きた東日本大震災で宮城県の大川小学校は唯一校多数の犠牲者を出した。この大惨事を引き起こした理由を知りたい親達は石巻市と宮城県を被告にして
連載文士刮目 第33回 のとよ、能登半島 晴れたらいいね 伊神 権太 2024.02.01 連載 新年早々に起きた能登半島地震に、昨年明るみに出た自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金問題のその後。悲しくてたまらない巨大地震発生に嘆かわしい限りの政界不祥事の露呈。このところの世相には、なんだか気が滅入り、心までが折れそうになってしまいます。このうち本欄で指摘済みである政治家諸氏の裏金事件。
連載 故郷福島の復興に想う 第14回――核無き世界を願って鐘は鳴る 谷本 多美子(アイキャッチ画像 同慶寺鐘楼) 2024.01.25 連載 間もなく東日本大震災、福島第一原発爆発事故から13年となる。事故当時に生まれた子供たちは13歳だ。現在の13歳の子供たちに、東日本大震災や福島第一原発事故のことを聞いてもほとんど知らないと言う。国内の、一つの県だけで起こった事故のことなど、時間の経過とともに人々の記憶から薄れてしまう。大人でも語
書評 絶唱〜伊神権太著『あたし帰った かえったわよ: 一匹文士小説集』 村上 政彦 2024.01.25 会員の著書 『あたし帰った かえったわよ: 一匹文士小説集』伊神権太著2023年10月15日発行人間社1,800円+税 ブンヤ稼業に身を置いて、愛妻と共に渡世してきた一匹文士・伊神権太の最新創作集だ。5作の短篇からなるが、どれも主人公は作者と思しき男とその妻。若い頃の妻は、腰まである長い髪、愛