連載 原発の蔭と影第18回 中国電力出発 天瀬 裕康 2024.04.18 連載 また余談が入ってすみません。東京電力は柏崎刈羽原発7号機(新潟県)の再稼働に向けて準備を進めていますが、「4月15日から核燃料の装填を始める」と、原子力規制委員会に申請したそうです。福島第一原発の事故以後に再稼働した全国の原発はみな、地元の同意を得てから燃料を装填していますし、年内の再稼働を目指
連載 故郷福島の復興に想う 第18回――町が消えた 谷本 多美子(アイキャッチ画像 福島第一ハプテスト協会) 2024.10.24 連載 2年ぶりにお盆に合わせて帰省した。今回も墓参りのついでに親戚や知人を訪ねたり、気になる場所をあちこち見て回ったりしたいと思い、息子にドライバーを引き受けてもらった。高速道路は、都内何か所かで帰省ラッシュに遭ったが、常磐自動車道に入ると茨城を過ぎたあたりから順調に走れるようになった。それでも普段よ
連載 原発の蔭と影 第24回 祝島の反対運動 天瀬 裕康 2024.10.17 連載 前号(第23回)は、2003(平成15)年あたりまで述べましたが、本号ではこれにダブりながら、2005年以降を主体に話を続けてみましょう。 電力会社による土地や人間の買収は原発小説にはよく出てきますが、お寺や神社の聖職者が反原発派であることも稀ではありません。上関原発でも少し以前から顔を出してい
連載文士刮目第41回【刷新とは。これいかに「日本が生まれ変わる時」】 伊神権太(写真 「自民総裁に石破氏」を報じた新聞) 2024.10.03 未分類 9月23日の立件民主党代表選に続き、27日には自民党総裁選も終わり、世の中は【刷新】といった言葉が声高に叫ばれています。では、刷新って。どういうことを言うのでしょう。 立憲民主党臨時党大会で新代表に選ばれた野田佳彦さん(67)が第一声で「代表選が終わった今はノーサイドでみんなの力と心を合わせ打倒
講演及び対談「村田文学と21世紀の核状況」 2024.10.01 NEWS 講演及び対談「村田文学と21世紀の核状況」『脱原発文学者の会』主催、日本文藝家協会共催会場 日本近代文学館日時 令和6年10月23日(水)15時~16時半第一部 講演 村田喜代子「『新古事記』創作余話」第二部 対談 川村湊 村田喜代子 これ
隔月連載 げんぱつあくぎょうはなし 第12回 西尾 漠 (アイキャッチ画像撮影=片岡遼平) 2024.09.19 連載 α:敦賀原発2号機が、とうとう新規制基準に不適合として再稼働できなくなった。β:8月2日の原子力規制委員会が、7月26日の審査会合で不適合の結論となった報告を受け、審査書案の作成を原子力規制庁に指示。8月28日に審査書案を了承した。30日間の意見募集の後、10月にも原子炉設置変更申請を初の不許可と
連載 原発の蔭と影 第23回 祝島の人の動き 天瀬 裕康 2024.09.19 連載 前回は上関における原発推進とそれに対する反対運動の始まりに関し、1983~86年につき述べ、反対運動の主体になる祝島の自然の概略も描きましたが、それでは今回は主として平成時代になってからの、祝島の原発反対運動の軌跡を眺めてみましょう。 それは一口に言うと、苦しい互角の戦いでした。1989
第12回文学サロン『なぜ日本は原発を止められないのか?』を開催いたします。 2024.09.11 NEWS 「第3回脱原文学大賞」を記念し、受賞の一人である青木美希さんを講師とし、以下の内容で「文学サロン」を開催します。第12回文学サロン 『なぜ日本は原発を止められないのか?』★講師 青木美希(ジャーナリスト)*第3回脱原発社会をめざす文学者の会大賞・ノンフィクション部門受賞★日